あの悪夢の日よりもう1週間がたちました。
あの日私は、合唱団同僚のMさんと二人で市内の老人施設の2階で歌の慰問をしておりました。
ぐらぐらっと来た時、職員の女性が「地震やぞ!!」と天井を指さしました。
窓際のアコーディオンカーテンの紐が揺れて、足元も揺れていました。
時間的には一分ぐらいで、治まりましたがとても長く感じました。
もし、あの時あの場所であのような大地震に出会ったとしたら、大津波に出会ったとしたら、果たして自分はどんな行動をとっていたのだろうか?
そんな事を今考えると、"ぞ〜っと"します。
帰ってから見聴きするテレビ、新聞、ラジオで報道される被災地の現状はあまりにも惨憺たるもので本当に胸が痛みます。
何事も無く過ごす私達が、被災地の方達に出来る事は、物資と金銭での支援と、心で祈るしかありません。
復興にはとてつもない長い年月がかかると思いますが、現地が、日本が少しでも早く立ち直る日が来る事を念じて静かに黙とうして被災者へのお悔やみとお見舞いの心を表しましょう。
木村 功